宮古島のアロエベラ畑のこと。
宮古島の契約農家でアロエベラ栽培を行っている当社。
農薬 ・ 化学肥料は一切使用せず、有機農産物としての認定証を取得しています。
宮古島は水と土と太陽に恵まれた土地です。
農業用水になっている地下ダムが流れているので、宮古島の生産者の方々は、土を汚さない、農薬や除草剤を使わないなど、水に対して大変神経を使っています。そのため、畑には様々な生物が共棲しており、猛烈な勢いで伸びる雑草と闘いながらアロエベラを育てています。
※2020年7月16日から有機の畜産食品にはJASマークが必要となり、有機食品のJASに適合した生産が行われていることを認証機関が検査し、その結果、認証された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。
当社ではアロエベラ栽培に関する認定証と、このアロエベラをジュースや原料に加工する工程でも有機加工食品としての認定証の二つを取得していますので、当社のアロエベラジュースは間違いなく、オーガニックです。ご安心ください。
今回はこのアロエベラ畑のサイクルをご紹介したいと思います。
※コーラルコミュニケーションズは宮古島に2020年10月現在、東京ドーム17個分のアロエベラ畑があります。
まずは1年目。アロエベラの苗を植えます。
通常、アロエベラには他の植物のように常に水を与える必要はありませんが、新しく植えたものは成長を見ながら水を与えます。
大きく成長したのち、1年半~5年間はアロエベラを収穫できます。
その後は1年、ゆっくり畑を休ませ、マメ科の食物を植えて土地に栄養を与えています。
マメ科の植物は根に根粒菌(こんりゅうきん)というものを持っており、これが空気中の窒素を吸って成長し、植物が成長するために土の中に一番大切な栄養分である窒素養分を供給します。
※根粒菌はいわゆる『共生的窒素固定』を行う土壌微生物です。
こうして1年間かけてじっくりと畑の土壌を整えて、また新たにアロエベラを植えるのです。