発酵食品と乳酸菌のこと。

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微生物の力で発酵する『発酵食品』にはいくつかの種類があります。

発酵食品、乳酸菌

①乳酸菌
ヨーグルトやチーズ、乳酸菌飲料、キムチやぬか漬け
②麹菌
味噌、醤油、みりん、甘酒
③酵母
ワイン、ビール、パン
④酢酸菌
お酢、ナタデココ
⑤納豆菌
納豆

乳酸菌と言えばヨーグルト

微生物が良い変化をすると発酵、悪い変化をすると腐敗になります。
発酵によって、酸味甘味など新たな味わいが生まれ、よりおいしくなったり新たな栄養素が作られ、消化吸収されやすい形になったり、
保存できるようになったりします。

発酵の歴史は古く、紀元前3000年ごろのメソポタミア文明の石板に、牛乳を太陽の光にあて、発酵させている絵があるそうです。

ちなみに日本で初めて作られた乳酸菌飲料はカルピス。
旅で出会ったモンゴルの遊牧民から羊などの乳を発酵させた「酸乳」というものをもらい、とても元気になったんだとか。

日本で初めて作られた乳酸菌飲料はカルピス

この経験からカルピスという乳酸菌飲料が開発されたんですね。

乳酸菌も400種以上あるといわれており、人の腸の中だけでなく、土や海といった自然の中にも存在しています。それぞれの乳酸菌ごとに特徴があり、それぞれ働きも違います。

人間の腸には500~1000種類、100兆個の微生物(腸内細菌)が住んでいます。そのなかには乳酸菌やビフィズス菌のほうな体に良い働きをする『善玉菌』、ウェルシュ菌やブドウ球菌など体に悪い働きをする『悪玉菌』、そのどちらでもない『日和見菌』に分けられ共存しています。

善玉菌は食べ物の消化吸収を促進したり、免疫を高めたりします。
悪玉菌は体に悪い物質を作り出し、下痢や便秘などの原因になります。
日和見菌は普段は活動をしませんが、悪玉菌が優勢になると悪玉菌の味方をして悪さをします。

乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌は乳酸や酪酸などの酸を作り出し、腸の環境を酸性に保ちます

乳酸菌の中には、生きたまま腸に届き、腸でよい働きをするものもいますし、腸に届く前に胃酸などで死んでしまうものもいます。しかし、死んでしまっても、役にたつ菌もいます。オリゴ糖なども乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を増やす働きがあります。

つまり、腸の中の善玉菌を増やすためには、乳酸菌などの善玉菌の入った食品を取ることと、すでに腸にいる善玉菌を増やす働きのあるものを摂ることが良いと考えられます。

そしてアロエベラに含まれる分子量が多く、ネバネバの強いムコ多糖体はまさにその『善玉菌を増やす働きのあるもの』なんです。

アロエベラと乳酸菌(ヨーグルトや乳酸菌飲料)を一緒に摂るのは理にかなっていますね!味わいの相性もいいので、ぜひ積極的に色んな善玉菌を摂取して、お腹の中で増やしてあげましょう!

乳酸菌を意識しすぎて、塩分や糖分の摂りすぎにはお気をつけください。

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