植物には珍しいビタミンB12がアロエベラに!
長い歴史の中で「奇跡の植物」として存在してきたアロエベラは、「健康に役立つ植物」として世界中で親しまれてきました。
アロエベラに関する研究は世界中で多くされており、近年、ある医学博士がアロエベラについて新しい発見をしました。
それは、これまで『動物性食品にしか含まれていないと言われてきた、ビタミンB12がアロエベラに含まれている』というものです。
ビタミンB12は必須ビタミン18種類の一つで、同じく必須ビタミンの葉酸と共にスムーズに赤血球が作られるように働いています。別名「赤いビタミン」と呼ばれることもあります。
ビタミンB12が不足すると、悪性貧血や白血球・赤血球の減少、末梢神経障害、消化不良、食欲不振、疲れやすくなったり、頭痛がしたりと、体に不調が現れます。体にとっては大切な栄養素の一つなのです。
ビタミンB12が不足した赤血球は大きく変形してしまい、そのため赤血球が毛細血管に入れず、血行不良の原因になるそうです。
大切な酸素を運び込むことが出来なくなるので、体に不調がでてしまうんですね。
しかし、ビタミンB12を摂取できない完全な菜食主義の方の中でも、上記のような症状でない人もいることに疑問を持った、カリフォルニア大学のアーノルド・フォックス准教授が菜食主義者の調査を行ったのです。
その結果、体調の良い方々の共通点として多くの方がアロエベラの葉を生で食べるか、搾り汁を飲んでいることがわかったのです。その後アロエベラの成分をさらに調べ、これまで動物性食品にしか含まれていないとされていたビタミンB12が含まれていることが分かったのです。
ベジタリアンの方やヴィーガンの方にはアロエベラはおすすめかもしれませんね。