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私とアロエベラの出会いは、大人になってからです。仕事を通じて『アロエベラ』を知りました。

「アロエ」は幼い頃より身近なもので、家の軒下に鉢植えで育てており、火傷や切り傷などの民間治療薬として利用していました。幼い頃は「アロエ」について深く考えることはありませんでしたが、大人になり出会った『アロエベラ』は知れば知るほど魅力的なものでした。「こんな植物があったんだ」、と。アロエベラについて学ぶうちに、食や健康のこと、そして自然のことや、農業のことなども考えるようになり、「人と自然がともに、豊かで幸せになれる製品を作りたい」と思ったのです。

気づけば私はアロエベラのことばかりを考えるようになり、より良いアロエベラを、国内の方々にお届けするにはどうしたらよいかと調べ始めるようになりました。まず考え始めたのが、アロエベラを育てる地です。アロエベラは亜熱帯地域でのみ生息します。ビニールハウスでも栽培は可能ですが、本物の太陽の陽射しを浴びて育つ植物とはやはり違います。土や気候、栽培の環境、流通、さまざまな視点から最適な地を探しました。

そして見つけたのが「宮古島」でした。

はるか昔、珊瑚礁が隆起してできたといわれる宮古島は、その土壌、気候、陽射し、水、そこで生活をしている方々、私が思い描いていた理想の地でした。そしてこの珊瑚の島に思いをのせて、「コーラル(coral=珊瑚）コミュニケーションズ」として、平成13年3月、念願だったアロエベラジュースの会社を立ち上げたのです。

人の体は、その人が口にしたものから成り立ちます。健康で心豊かな毎日を過ごしていただけるよう、本当に安心して口にできる、高品質な商品をお届けしたいと考えています。

代表取締役　山下 博幸